2019年(平成31年)4月から、子ども・子育て拠出金率が 1,000分の2.9(0.29%)から1,000分の3.4(0.34%)に引き上げられました。
子ども・子育て拠出金とは?
- 児童手当の支給、放課後の児童クラブや延長保育事業、病児保育、乳児家庭訪問などの地域子育て支援事業、仕事と子育て両立支援事業の財源に充てられる。
- 昔は児童手当拠出金という名前だったが、2015年~現在の名称へ変更された。
- 子ども・子育て拠出金徴収の対象となるのは、厚生年金の加入者(従業員)。
- その人に実際に子供がいる・いない、年齢・性別、既婚・未婚は関係なし。
- 標準報酬月額・標準賞与額に拠出金率を掛けて算出される。
- 事業主が全額負担。従業員の負担はなし。
- 会社や事業主が従業員の厚生年金を納めるときに、あわせて徴収される。
- 徴収しているのは厚生年金保険と同じ日本年金機構だが、子ども・子育て拠出金は「税金」である。
- 社会全体で、子育て支援にかかる費用を負担するという考え。
- 子ども・子育て拠出金の拠出金率は、ここ数年毎年引き上げられていることから、2020年度以降もさらに拠出金率が引き上げられる可能性がある。