子どもと一緒に在宅勤務をするコツ~問題と対処法

テレワークを導入する会社が増えました。
コロナ禍で、子どもが通う学校の休校や保育園・幼稚園の登園自粛、自宅待機などで、急遽在宅勤務を行うことになった人も多いと思います。

子どもの年齢にもよりますが、正直言って子どもと同じ空間にいるとなかなか仕事には集中できません。
会社にいるときと同じようにはいかないのが現実です。
ある程度は諦めて、対策を考えなければなりません。
問題の解消には、その子どもの年齢や性格に合わせた工夫が必要です。

この記事では、子どもと一緒の在宅勤務について、実際に筆者が感じたことや対処法をまとめます。
育児と在宅勤務を両立させるコツとして参考になれば幸いです。

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在宅勤務をしてみて気付いたこと

筆者の在宅勤務環境は、小学校高学年 1人、年長児 1人、3歳児 1人の計3人の子どもと一緒に、リビングでの作業でした。

本当は子どもたちとは別室で仕事をすればはかどるのかもしれませんが、筆者の場合は3歳児から目を離すわけにいかず、子どもを見ながら作業するとなると必然的にリビングでの作業となりました。

そして在宅勤務1日目で気づいたことが次の通りです。

  • 私生活と仕事の区切りがつきにくいのでなかなか集中できない
  • 一度離席すると業務に戻る(仕事モードに切り替える)のがスパッとできない
  • 仕事に集中しているタイミングで子が荒ぶってくると自分もイライラしがち
  • 子どもは1日中ゲームやYouTubeになってしまいがち

これらはすべて筆者が未熟者ゆえに生じる問題ではありますが、子どもを見ながら家で仕事をすると とにかく気が散る。これにつきます。

集中できない

子どもの年齢にもよりますが、子どもと同じ空間にいて「さぁ!仕事をしよう!」と思っても、数分おきに話しかけられてなかなか集中できません。

「お腹すいたー」「ジュースこぼしたー」「トイレー」の声の他、おもちゃ箱をひっくり返して散らかす音や戦いごっこの効果音、1日に何度も巻き起こる兄弟喧嘩…。
仕事との相性最悪なBGMが1日中繰り広げられるわけです。

小学校中学年以上になれば、ひとりで絵をかいたり宿題をやったり、テレビや動画を見たりしてくれますし、「ママはお仕事中だからね」と言えばそれなりに理解してくれます。

問題は低学年児と未就学児です。幼児のひとり遊びはなかなか難しいですし、おとなしいなーと思うとだいたい悪戯をしたりろくなことをしていません(笑)

幼児には「おうちでお仕事」ということを理解するのがなかなか難しいようです。もしくはわかっていてもお構いなしなのかもしれません(笑)

子どもが夢中になるものを用意しよう

親が仕事に集中したいときは、子どもにも、子どもが夢中になれるものを用意するのが1番です。

そんなときの強い味方がYoutubeなどの動画やNintendo Switchなどのゲームなわけですが、1日中そればかりになるのは避けたいところ。

そこで最適なのがねんどやぬり絵、シールブック!
知育にもなりますし、親が一緒にやらなくても 子どもだけで集中して遊んでくれます。
とくにわが子にはねんどがよく効きました!(笑)

100円ショップに行けば手軽に、安全でカラフルなねんどセットが手に入るのでお勧めです!

早起きして働く

在宅での勤務時間に縛りがないのなら、早起きして 子どもたちが起きてくる前に集中して仕事に取り組むのも良いです!とてもはかどります(笑)

問題点があるとすれば、朝早起きなお子様をお持ちの方には使えないということ。

わが子達は幸い(?)朝が弱いお寝坊さんなのですが、寝ててほしいときに限って朝早く起きてきたりするのです。
在宅勤務のときばかりは、早く起きてきてほしくないので あえて朝寝坊をさせてしまいました。これは育児面からみるとだめな行為ですね(反省)

お昼寝時間は勝負!

子どもがまだお昼寝をする年齢であれば、お昼寝タイムは有効に使いたいですね。

お昼寝時間を確保するためには、朝ちゃんと早く起こしたり、午前中に程よく体力を消耗させないといけないのでその辺の計算も必要です。(前述の筆者のように、わざと朝寝坊をさせたりすると昼寝時間がズレてしまうのでおすすめしません。)

自分の仕事スペースをつくる

子どもが大きい場合は、子どもと別室で仕事をするのが1番良いです。

ですが、まだ子どもが小さく目を離せない場合は、同じ部屋で子どもの世話と仕事の両方をこなすことになります。

筆者はリビングで、ダイニングテーブルにノートパソコンを置いて仕事をしたのですが、このスタイルはおすすめしません。
お昼ご飯を食べるときなどに、パソコン等の仕事道具を片付けてダイニングテーブルを綺麗にするのが面倒ですし、せっかく片付けたものを午後にまたひろげることになるので効率が悪いです。

立派なデスクじゃなくて良いですし、狭くても良いので、家の中の片隅にでも「仕事用スペース」を作ることができれば良いと思います。

奥の手?少しの時間預けるのもアリ!

近くに実家や義実家があり頼れる祖父母が住んでいる場合は、少しの時間預かってもらうのもありですよね。

自分も仕事に集中できるし、子どもたちも自由に遊べるし、祖父母は孫に会えるというみんなが幸せになれる(?)方法です。

コロナ禍での休校や休園中であれば、状況によっては人に預けるわけにはいかないのでこの手は使えないのが難点です。

まとめ

子どもがいる状況での在宅勤務は楽ではありませんが、子どもを見ながら家で仕事ができるというのは恵まれている環境であるとも言えます。

1日中仕事に集中することは難しいかもしれませんが、時間管理をしながらなるべくメリハリをつけて過ごしたいですね。

小さい子どもをみながら家で仕事をするための必勝攻略法があれば、ぜひ私も知りたいです。

 

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