2020年7月30日「GAFA」が2020年4~6月期の決算発表を行いました。
この発表内容は、ネットニュースや新聞にも取り上げられ目にした方も多いのでは。
ところで「GAFA」は何と読むのか?また何の事なのか?ご存知ですか?
あやふやで今更聞けない用語になりつつ「GAFA」について簡単に説明します。
目次
GAFA は「ガーファ」と読みます
見出しタイトルにしてしましましたが、GAFAは「ガーファ」と読みます。
もとはIT業界において巨大勢力をもつ企業群の頭文字をとった略称で、ウィキペディアによると2010年代から報道などで使用されていたという事です。
では、どの企業の頭文字なのでしょうか?
G = Google(グーグル)
「検索する」イコール「ググる」と言うように、検索エンジンのトップに君臨する米国企業。
WEBサイトの開発者向けサービスや、アクセス解析GoogleアナリティクスやGoogle広告などのビジネス向けのツールの他、Googleマップ・Gmail・Googleドライブなど、すべてのユーザーに向けたサービスを展開しています。
A = Apple(アップル)
iPhone のシェア率世界一の日本。
iPhoneの他、Mac・iPadなどのハードウェアや、iCloud・App Store・AppleMusic のような、ダウンロードサービスやコンテンツ配信サービスを行う米国企業。
かじりかけのリンゴのロゴが特徴的です。
F = Facebook(フェイスブック)
Facebook(フェイスブック)は世界最大級のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)。
日本でも多くのユーザーが利用しており、Instagram(インスタグラム)やMessenger(メッセンジャー)などのSNSサービスを提供する米国企業。
A = Amazon(アマゾン)
世界最大級のショッピングサイトAmazon。ネットショッピングで利用する方も多いと思います。
確立された物流により、配送までスピーディーに行われています。
AmazonPrime(アマゾンプライム)によるコンテンツ配信サービスや電子書籍リーダーKindle(キンドル)の他、クラウドサービスAmazonWebService(AWS)を提供している。
なぜGAFA(ガーファ)と括られるのか?
G=Google(グーグル)
A=Apple(アップル)
F=Facebook(フェイスブック)
A=Amazon(アマゾン)
この4つの企業を簡単に説明する為に、「世界一」「世界最大級」を何度も利用してしまう、語彙力のなさが露呈しましたが…
しかしそれほどまで、世界的に浸透したサービスを提供し、IT業界という枠内にとどまらず世界経済に影響を及ぼす企業群という事なのです。
スマートフォンの普及により私たちにとっても身近なサービスを提供している企業ばかりですね。
GAFAは、プラットフォーム(商品や情報を集めた製品やツールなどを提供する土台)を確立した、プラットフォーマーであるという事です。
その影響力は大きく、私たちの生活だけなく社会的にも大きな変革をもたらしています。
また、GAFAが収集した情報は「ビッグデータ」として活用されていますが、その反面、一企業が個人情報を独占している事やその取扱いについて、また、競合他社より優位的な立ち位置になる事などが問題視される事もあります。
その影響力から、近年ではGAFA関連のニュースが報道されるようになり、よく目にする単語になっていました。
プラットフォームサービスを提供しているプラットフォーマーであり、社会を変えてしまうくらいの影響力を持っている企業として、「GAFA」と総称されています。
つまり単に大企業だからと言って、GAFAと同じ括りにはならないという事ですね。
余談ですが、ここにMicrosoft(マイクロソフト)を含めると、GAFAM(ガーファム・ガファム)と言います。